プラセンタとIGF

プラセンタに“成長因子”が含まれていることは、知っている人も多いかと思います。
ただ、成長因子と一言で言ってもいくつか種類があり、それぞれ働きが少し違うんですよ。

ここではその中の“IGF”という成長因子について、詳しく解説していきます。

プラセンタとIGF

プラセンタは“胎盤”という意味です。
化粧品やサプリメントなどに配合されているプラセンタは、胎盤からとれたエキスのことを指します。
胎盤はお腹の中の赤ちゃんに栄養を与え、成長させる役割を担っています。
つまり、胎盤は栄養の宝庫と言えるのです。
そしてその中に含まれているのが成長因子である“IGF”。
胎児を成長させるために欠かせない物質の一つです。

IGFの働き

IGFは“インシュリン様成長因子”とも呼ばれます。
成長ホルモンの働きによって肝臓などから分泌される物質で、IGF自体も成長ホルモンと似た働きをすることが分かっています。

成長ホルモンと言えば、
・体の成長を促す
・代謝をコントロールする
・筋肉や骨、神経の細胞を修復・再生する
などの働きがあります。

IGFにも同じ効果が期待できるということですね。

肌のハリをアップさせるコラーゲンやエラスチン、うるおいを与えるヒアルロン酸などを増やすことも分かっており、美容面でも注目されています。

また軟骨細胞を増やすことから、関節痛を和らげる効果なども期待できます。

IGFは育毛効果が高い?

近年、IGFの効果で注目されているのが“育毛効果”です。

頭皮の知覚神経を刺激すると、毛母細胞という髪をつくり出す場所のIGFが増えます。
その結果、細胞が活性化されて発毛に繋がる、というわけですね。

この効果に注目してつくられた、プラセンタエキス配合の育毛剤も販売されています。

頭皮の神経を刺激する成分には、トウガラシに含まれるカプサイシンや、大豆に含まれるイソフラボンが注目されています。

プラセンタでIGFを補給しよう!

IGFも他の成長因子も、体の中でつくられる物質ではありますが、年齢を重ねるごとにその量は減ってしまいます…。
そのため、しわやたるみ、関節痛、代謝の低下、薄毛などのトラブルが起きやすくなるのです。
「いつまでも若々しい健康な体をキープしたい!」
そんな人には、IGFやその他の成長因子が含まれたプラセンタはおすすめですよ。
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