プラセンタの歴史

美容にも健康にも良いとされて注目されている“プラセンタ”。
ヒトや動物の胎盤から抽出されるエキスと聞くと、つい最近作り出されたもののように思えてしまいますが、実は古くから使われてきた薬の一つなんです! ここではそんなプラセンタの歴史をご紹介していきます。

プラセンタの歴史

プラセンタが最初に使われていた時代は紀元前にまで遡ります。
この頃ヨーロッパでは、すでに治療薬として使用されていました。

古代ギリシャでは、西洋医学に携わっていた医師“ヒポクラテス”も、治療に使っていたとされています。
アンチエイジングとして“クレオパトラ”や“マリー・アントワネット”が摂取していたことは有名です。

中国でもプラセンタは古くから広まっていました。
秦の始皇帝は不老長寿の薬として飲んでいたと言います。
唐の時代には漢方の医学書で紹介されており、明の時代にも「紫河車」という名前で紹介されています。
楊貴妃もこの「紫河車」を飲んでいたという記録が残っているようです。

プラセンタが日本に広まったのはいつ?

日本でも江戸時代のころからプラセンタは利用されてきたと言います。
ただ、当時はヒトの胎盤を直接加工して取り入れていたため、現在広まっているプラセンタとはまた別物です。
現在行われているプラセンタ療法の始まりは、1950年代とつい最近の話になります。

プラセンタを使った治療法が旧ソ連から日本に伝わり、研究者たちが研究を進め、1950年にはプラセンタエキス注射液「メルスモン」が開発されました。
また第二次世界大戦後、中国にいた“稗田憲太郎”博士がプラセンタ療法を知り、日本に帰国後研究を進め、1959年にはプラセンタ注射液「ラエンネック」を開発。
これらが現在の日本のプラセンタ療法に繋がっています。

古くから伝えられてきたプラセンタの効果

古くから、多くの人が医療やアンチエイジングにプラセンタを取り入れてきたのは、それだけ大きな効果が注目されていたということです。
研究が進められ、現在ではより安全に摂取出来るプラセンタが手軽に購入できます。
今までプラセンタにあまり興味がなかった、知らなかった、という人も、見かけた際はぜひチェックしてみてくださいね。
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